ボルカフェとは

ボルカフェは、コーヒービジネスを、皆にとって、より良いものにするために活動しています。

コーヒーのサプライチェーンに関わる多くのビジネスパートナーと協業関係を結び、顧客のニーズを満たし、将来に向けてビジネスが反映することを支援しています。

コーヒーの生産国では、農家と密接な関係を維持し、コーヒー業界で長年培った経験や技術を活かして、安定して高品質なコーヒーの生産を支援しています。その取り組みの結果として、コーヒー農園の生産性を向上させ、農園経営を安定させ、後継者にも魅力的な事業とすることで、コーヒー生産の将来を拓くための役割も担っています。

また、コーヒー生豆の調達、流通に特化したスタッフは、お客様が、コーヒー市場の喫緊の課題の解決や、長期的な展開のための取り組みのお手伝いします。

お客様にとって、ボルカフェとパートナーを組むことは、一流の製品やサービスへのアクセス、顧客のニーズを満たし、ビジネスの成長を確保することを意味します。

私たち、ボルカフェは、コーヒーを愛する人と人をつなぐパートナーシップを大事にし、「三方よし」の精神をもってビジネスに従事しています。

ボルカフェと一緒に、より良いビジネスを作っていきましょう。

会社概要

会社名称 ボルカフェ株式会社
所在地 兵庫県神戸市中央区京町80番 クリエイト神戸2階
電話番号 078-392-5570(代表)
設立年月日 1988年8月22日
代表者 代表取締役 広池 正道
資本金 3億円
従業員数 12名
取引倉庫 三菱倉庫(横浜、名古屋、神戸)、三井倉庫(釜山)

ボルカフェの歩み

ボルカフェ日本の歩み

ボルカフェは日本における歴史も古く、大正年間の1919年に大阪で創業して以来100年以上の歴史を誇ります。

1989年にボルカート日本もグループに併せてボルカフェ株式会社として社名を変更して以降、日本市場に根付いたコーヒー専門商社としての機能を強化してきました。

2010年には、大阪から「コーヒーの街」神戸に移転し、コーヒー生豆の取り扱いに特化した少数精鋭のスタッフを育て、大手コーヒーメーカー向けの原料生豆から、スペシャルティーコーヒー市場向けの希少生豆にいたるまで広くカバーする供給体制を擁しています。

グループ全体のサポートを受けながら、日本チームならではの「もう一歩先の独自性」を培っています。

ボルカフェグループの歩み

ボルカフェの歴史は、スイスのウィンターツール市で1851年に創業した商社ボルカート・ブラザーズまで遡ります。主にスイス・インド二国間の貿易を手掛けていた同社は、第二次世界大戦後にコーヒーの取り扱いを拡大しました。

1989年にコーヒー取引部門が現在のボルカフェの社名で再スタートを切り、コーヒーベルト全域に広がる原料調達基盤と、様々なコーヒー消費市場をカバーする流通ネットワークを駆使し、世界のコーヒー生豆需要に応えてきました。

2004年にはロンドンを拠点とするED&Fマングループの傘下に入り、管理部門の強化を図るとともに、同グループの強みである農事調査機能を生かした事業展開も進めています。

近年は、コーヒー生豆流通事業のサステイナビリティーを確立すべく、世界のコーヒー生産者とのパートナーシップを通じ、様々な取り組みを進めています。

経営理念

Our Vision
“A thriving, sustainable coffee business for all”
「すべての人のための繁栄と持続可能なコーヒービジネス」

Our Ambition
“To be the world’s best coffee partner”
「世界一のベスト・サステイナブル・コーヒー・パートナー」

数字で伝える、ボルカフェグループの強み

1000万袋

年間取引量

1851年

170年のコーヒービジネスの歴史

90%

コーヒー生産地の90%にアクセス

660億杯

毎年ボルカフェの豆で提供されているコーヒーの数

2,000+

資格を持ったプロの社員数

250+

農業技師とフィールドチームのスタッフの人数

12%

世界のコーヒー輸出市場のシェア

96

36精製施設と60品質管理室

代表メッセージ

“Making coffee business better, together” 「三方よしのコーヒービジネスを目指し」

ボルカフェ株式会社は、その前身にあたる日瑞貿易株式会社が、スイスの商社であるボルカート・ブラザーズ社の日本法人として、1919年に大阪市北浜で設立されて以来、100周年を迎えました。

設立当時はインド産綿花などの貿易を中心とした事業でしたが、その後の永い歴史と社会の変遷を経て、近年はED&F Manグループのコーヒー取引事業会社となったボルカフェ・グループの一翼として、日本と韓国のコーヒー市場に世界各国のコーヒーを輸入・販売しております。

古くから国際相場で取引されるコーヒーの生産や貿易は、天候要因などによる相場価格の乱高下が激しく、市場参加者の浮沈の要因になっています。このような業界で永く商売を維持させることができたのは、信頼関係で結ばれたロースターや生豆問屋といったお客様と、厳しい生産環境を生き残ってきたコーヒー生産者の皆様との橋渡し役となり、コーヒー生豆のプロフェッショナルとしての矜持を持って商売に臨んできた努力の結果だと自負しております。

近年、大量流通をベースとしたコスト効率を競うコモディティー・コーヒー市場と、品質やブランドの差別化をベースとした高付加価値化を目指すスペシャルティーコーヒー市場の二極化の傾向が顕著になっています。弊社は、その歴史の中で、その両極の市場で培った経験を生かし、個性豊かに差別化されたコーヒーを効率的かつ安定的にお客様にお届けすることを使命としております

弊社のコーヒー生豆買付け基盤は、世界の主要コーヒー生産国に広がるボルカフェ・グループの関係会社にとどまらず、各国で独自の存在感をもつ地場企業からの買付も行う、いわゆるセレクト・ショップとしての機能も擁しています。

神戸にございます弊社事業所では、コーヒーの品質、取引、輸送、それぞれの分野での専門性をもったスタッフが、お客様のご要望にお応えすべく、日々研鑽を重ねております。

弊社の商いますコーヒー生豆が、コーヒー生産国と消費国の人々をつなぐ架け橋として、豊かな香りとともに、皆様の元に届くことを願っております。

ボルカフェ株式会社

代表取締役 広池 正道