動物保護プロジェクト 

高い標高の山中で栽培がおこなわれるコーヒーは、各コーヒー産地で動物の暮らしと密接に関わってきました。その中でも特に絶滅が危惧される動物たちを、コーヒーを通して保護していくプロジェクトです。

GUATEMALA
グアテマラ

カフェピューマ(ピューマ保護)

ボルカフェがグループのサステナビリティの取り組みであるボルカフェ・ウェイを通して、シエラ・デ・ラス・ミナス地域の生産者と、昨今特に中南米で少なくなっている、日本人の好むバランスの取れた丸みのある柔らかいカップが特徴の伝統品種を栽培しています。一方でコーヒーを生産する地域である森林地帯は、ジャガーやピューマなどの大型猫科動物の棲息地でもあります。買い付け金額の一部を寄付してピューマの保護活動に役立てています。

COSTA RICA
コスタリカ

ジャガーハニー、ホワイトジャガー(ジャガー保護)

根強いファンが多い定番商品、ジャガーシリーズ。コスタリカを象徴する動物、ジャガーは、 古くはマヤ文明でも神格化されています。しかし、近年はその棲息地域が森林伐採などで減少し、絶滅の危機にさらされています。買い付け金額の一部をFUNDAZOOを通して野生ジャガー保護活動に役立てています。

TANZANIA
タンザニア

キゴマ ゴンベリザーブ(チンパンジー保護)

タンザニア西部、ゴンベ自然公園周辺でコーヒー栽培が行われるなか、ここ拠点とする野生動物保護活動家ジェーン・グドール氏の研究所(JGI)により、そのコーヒー生産とチンパンジーの生息地の保全を調和させる事業が進められています。ジェーン・グドール氏はチンパンジーの保護と同時に現代女性の生き方のアイコン的存在にもなっています。買い付け金額の一部がJGIに寄付されています。

D.R. CONGO
コンゴ共和国

ビルンガパーク (ゴリラ保護)

この地区は、絶滅の危機に瀕するローランド・ゴリラが生息するビルンガ国立公園と隣接しています。しかしその地下に秘められた豊かな鉱物資源の採掘権益争いを原因とする頻繁な武力紛争の舞台となっていました。EUの資金援助やファームアフリカの技術協力などを得て、高品質なコーヒー栽培を通じてビルンガ国立公園の周辺住民援助、そしてビルンガ国立公園保全に向けた取り組みに繋がっています。

INDONESIA
インドネシア

タイガーマウンテン(トラ保護)

インドネシア、スマトラ島北部のトバ湖南部リントン地区。高品質なスマトラ・マンデリンを生産する地域として有名なリントン地区からのコーヒーです。スマトラ島では森林伐採や密猟によりトラが命を落としており、残り約3000頭あまりと言われています。買い付け金額の一部を寄付してトラの保護活動に役立てています。

ボルカフェのプロジェクト紹介